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段ボールはSDGsで大きく貢献できる環境資材!段ボールの可能性に迫る!

2023年10月4日

段ボールはSDGsで大きく貢献できる環境資材!段ボールの可能性に迫る!

近年、SDGsに取り組む企業が増えています。

SDGsの取り組みは簡単なものではないですが、取り組むことで企業のイメージを良くしたり、将来的に生き抜くための活動に直結したりとメリットがあるからでしょう。

そのような中、段ボールは昔から環境的資材として優秀だと言われてきましたが、実はSDGsの取り組みにも大きく貢献できる力を秘めているのです。

今回はSDGsの取り組みについて、段ボールがどのように貢献できるか、その可能性について詳しく解説します。

ぜひ参考にしてください。


SDGsとは

そもそもSDGsとはSustainable Development Goalsの略で頭文字を並べたものです。

簡単に解説するとSDGsとは「持続可能な開発目標」を指しており、将来の世代に向けて環境や資源を壊さず、今の生活をより良いものへ変化させていくための目標です。

SDGsの取り組みをすることで企業イメージが向上したり、SDGsの取り組みを通して新たな事業への可能性を見出すこともできるでしょう。

この目標を実現すべく、国や企業などのリーダーが協力して行動していくことが大切です。

もちろん国民の私たち一人ひとりの意識や行動も重要となります。

詳しい解説は外務省HPにて確認できます。

参考URL:外務省

SDGsの取り組みで注意すべきこと

SDGsの取り組みで注意すべきこととしてはSDGsウォッシュにならないことです。

SDGsウォッシュとは取り組み目標などはしっかりと提示するが、実際は行動に伴っていない状況です。

例えば会社のホームページで大きくSDGsの宣伝を行っているが、実際の社員がSDGsの活動の意味を理解していなく行動に伴っていないという現象です。

このような状況であると反対に企業イメージさえ悪くなる可能性もあるので十分にしましょう。

 

段ボールは環境資材として優秀

段ボールは昔から環境資材として優秀だと言われており、その要因としては国内におけるリサイクルシステムが高いレベルで構築されているからです。

その理由としては古紙回収・製紙・段ボールの各業界がしっかりと協力し、リサイクル率の向上に努めていることが大きいでしょう。

それゆえに95%以上の回収率と非常に高い利率をたたき出しています。

また段ボールの材料は95%程度が古紙となりますが、その他はパルプが原材料となります。

パルプは木材を伐採して手に入れるものですが、木材の伐採にあたっても数十年前から植林し、来たるべき伐採に備えて持続的に原材料を確保できるようにしています。

つまりSDGsで持続可能な対応が始まる前から段ボールは持続可能な対応を進めていたわけです。

 

段ボールを通してSDGsに貢献する方法

段ボールはSDGsに貢献する方法を解説します。

段ボールの製造工程におけるSDGsへの貢献

大手製造メーカーの場合、製造工程における注意点として生産性が求められます。

極端な話1秒でも止まると大きな製造ロスへとつながり、機械停止時の材料廃棄、再び再稼働させるための余分な電力などが発生します。

そこから考えると大手製造メーカーは生産性を求める中で、SDGsへの貢献をしていることとなるでしょう。

段ボールの納品工程におけるSDGsへの貢献

段ボールは梱包材として多くの企業に使用してもらっていることを踏まえ、納品時の物流効率性が求められます。

無駄や効率の悪いルートで納品を進めると余計な時間ロスはもちろんトラックのCO2排気量さえ増えてしまいます。

よって段ボール納品時の物流ルートの効率性を求めることで大きくSDGsに貢献することにつながるでしょう。

段ボールの設計工程におけるSDGsへの貢献

段ボールは設計時に、梱包する商品や条件によって寸法や材質選定の検討の仕方を変えます。

材料の観点でいくと寸法を小さくする、材質を薄くすることで材料の使用料を抑えられるのでSDGsの貢献へつながるでしょう。

また逆に意図的に寸法を大きくしたり材質を強くすることもあります。

それは梱包材の仕様を変えることで輸送時の積載量を上げて結果的に物流コストを下げることを狙うからです。

段ボールの可能性について

段ボールは環境的資材として優秀だとお話ししましたが、プラスティックや木材からの切り替えの話も年々増加傾向にあります。

しかし、実際のところは単体で見た際の強度面や価格面で検討した際、現状よりスペックダウンで高額と評価され切り替えに至っていません。

今後は、狭い視野でみるのではなく、物流全体でみたり、SDGsの貢献を踏まえて検討頂くことで、大いに段ボールへの活躍の場を増やせると考えます。

段ボールはSDGs貢献に打ってつけの資材なので一度は検討することをおすすめします。

 

段ボールはSDGsで大きく貢献できる環境資材!段ボールの可能性に迫る!のまとめ

今回は、SDGsについてから、段ボールが環境資材として優秀、SDGsへの貢献方法を解説しました。

内容をまとめます。

SDGsとは

・Sustainable Development Goalsの略

・「持続可能な開発目標」を指しており、将来の世代に向けて環境や資源を壊さず、今の生活をより良いものへ変化させていくための目標

SDGsの取り組みで注意すべきこと

・SDGsウォッシュに注意(目標を立てるが実行できていない)

段ボールは環境資材として優秀

・国内95%以上のリサイクルシステムが構築されている

段ボールを通してSDGsに貢献する方法

〇段ボールの製造工程におけるSDGsへの貢献

・生産性を追い求める

〇段ボールの納品工程におけるSDGsへの貢献

・納品時の物流効率性を求める

〇段ボールの設計工程におけるSDGsへの貢献

・材質、寸法の提案

段ボールの可能性について

・プラスティックや木材に変わる素材として段ボールが活躍

以上、SDGsに注目される時代となり、段ボールがより注目される環境となりました。

今後ますますの活躍が期待できるでしょう。

ぜひ参考にしてください。


 

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