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段ボールベッドの値段は意外と高い?その理由と安く手に入れる方法を解説

2023年10月4日

段ボールベッドの値段は意外と高い?その理由と安く手に入れる方法を解説

オリンピックの選手村で使用された段ボールベッドは、その話題性から注目が集まりました。

それに伴い、通販のサイトやお店で段ボールベッドを見かけることが多くなりました。

しかし、実際のところ段ボールベッドの値段は意外と高いと思った方は多いのではないでしょうか?

家具屋さんで手にはいる普通のベッドとあまり変わらない値段だと言う印象を持たれた方も多いでしょう。

今回は、段ボールベッドの値段はどの程度のものか、そもそもなぜ高いのか、そして安く手に入れる方法を解説します。

ぜひ参考にしてください。


段ボールベッドの値段は意外と高い?その理由について

段ボールベッドの値段は通販サイトで確認するとだいたい7,000~15,000円となります。

この値段を見ると段ボールなのに、何でこんな高いの?と驚く方も多いことでしょう。

段ボールベッドの値段設定を内訳で見ると、「材料費+加工賃+運賃」となります。

この内訳の観点から、なぜ、そんなに高くなるのか行くか理由を見ていきましょう

段ボールベッドの値段が高い理由①材料費が高くなる

段ボールベッドは人の荷重を長時間耐える強度が必要となります。

つまり、食品や通販で使用されるような通常の材質では、その段ボールベッドとしての役割を果たせません。

段ボールベッドで使用される材質は強い材質となり、そのぶん値段が上がってしまいます。

段ボールベッドの値段が高い理由②需要が少ない

段ボールベッド自体の需要が少ないため、店頭や通販で用意する際も発注単位が数百単位で発注を受けることはありません。

つまり小ロットでの生産となるため、加工賃を安く下げるようなことができないため、加工賃も比較的高い設定となっていることが伺えます。

段ボールベッドの値段が高い理由③運賃の設定

通販の場合、一番ネックとなるのは運賃です。

通販の取引上、運賃別途とし辛いため、全国全て一律運賃と設定します。

そうなると高めの運賃を設定しないといけません。

つまり、通販で購入する際の値段には高い目の運賃が設定されているため割高に感じます。

(感覚的には3~4割程度は運賃の可能性あり)

 

段ボールベッドを選択することで得られるメリット

段ボールベッドの値段は高いとはいえ、どういったところでメリットが得られるのか今一度まとめてみます。

段ボールベッドは緊急時に役立つ

段ボールベッドが最初に世に知れ渡ったのは、被災した際に使用される、被災地用の緊急ベッドとして生み出された経緯があります。

よって被災時のような緊急時に急ぎで手配できるベッドとして役立つでしょう。

段ボールベッドの収納性

段ボールベッドは小さく収納できることもメリットとして挙げられます。

小さく収納すれば押し入れの奥にしまっておけます。

急な来客時にも段ボールベッドがあれば役立ちます。

 

段ボールベッドを安く手に入れる方法

段ボールベッドは通販や店頭で購入すればだいたい7,000~15,000円程度の相場感となります。

一番安く購入するのには段ボール会社から直接購入する方法が良いですが、中々そういったツテもないことを考えると、自作することをオススメします。

 

自作のコツとしては材料を上手く集めることです。

材料は「段ボール箱(同じミカン箱形状)を数箱+段ボールシート」があれば完成します。

ミカン箱の数量は使用する人の身長に関わってきますが、寝返りを打つことを踏まえて検討しましょう。

例えば170㎝の身長であれば190㎝以上の長さを用意する

 

段ボールを並べたあと、最後にその上にダンボールシートを敷くことで完成です。(段ボール箱は上のイラストのイメージで配置)

※材質はWFフルートと呼ばれるAフルート+Bフルートになっているものがオススメ

最後に注意点として、段ボールベッドを自作するときは強度や耐久力の保証はないので、あくまで自己責任で行ってください。

段ボールベッドの値段は意外と高い?その理由と安く手に入れる方法のまとめ

段ボールベッドの値段は意外と高い内容についてまとめて解説させて頂きました。

値段が高い理由には材料、加工賃、運賃の様々な背景をみることができ、まだまだ安く提供されるような状況ではないことがわかりました。

高い値段は払えないけども段ボールベッドを体験してみたい方はぜひ自作してみましょう。

今回の記事が参考になれば幸いです。


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