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【2024年版】段ボールの値上げに大きな動きが発生!値上げの意図を考えてみる

段ボールの値上げの意図とは?

2024年度、段ボールの値上げはレンゴーが先陣を切って発表しました。その内容は2024年3月1日で4月1日より現行製品価格より10%以上でした。

そして予想通り、段ボール業界の大手数社が後を追って値上げの発表をしていく、例年毎度見られる動きです。しかし、今回の値上げは少し違うのでは、、、とみられる動きも感じています。

今回は、大手数社の値上げ発表の内容を見た上、値上げの意図について考えてみます。

段ボールの値上げ進捗状況

段ボール業界トップのレンゴーが2024年3月1日に値上げを発表しました。

(前回の記事)

それに追随する形で業界トップの大手数社も発表。それでは、その内容について解説します。

王子コンテナーの発表内容

業界2位の王子コンテナーは3月22日と値上げの発表は遅くなりました。

対象品は「段ボール製品」です。

実施時期と値上げ幅は記載がなく、個別相談となります。

値上げの理由は2024年問題とざっくりな内容の記載がありました。

(参照:王子コンテナー

トーモクの発表内容

業界3位のトーモクはレンゴーに素早く追随する形で3月4日に値上げを発表しました。

その対象は「段ボールシート」「段ボールケース」「紙器製品」です。値上げ幅は客先ごとで個別相談となり、具体的な数値はありません。

実施時期は2024年4月1日とあります。

値上げの理由は副資材、物流費、燃料費の上昇などが大きな理由となり、キーポイントは2024年問題に対してとありました。

(参照:トーモクHP

ダイナパックの発表内容

ダイナパックは3月6日に値上げを発表しました。

対象は「段ボール製品」「紙器製品」です。

値上げ幅は具体的な数値は有りません。

実施時期は2024年4月1日とあります。

値上げの理由については、他の企業と同様です。

(参照:ダイナパックHP

日本トーカンパッケージの発表内容

日本トーカンパッケージは3月15日に値上げの発表を行いました。

対象は「段ボールケース」「段ボールシート」「紙器製品」です。

実施時期は5月1日とあります。

値上げの理由は、他の数社と同じ内容です。

(参照:日本トーカンパッケージHP

値上げの意図を考えてみた

今回の値上げについては、あくまで「物流改善に特化」しているのではないかと捉えました。

もちろん値上げをすることで、各社が挙げる2024年の問題解決の糸口につながればベストですが、単純に物流改善で値上げをする必要がなくなるケースもあるのではないかと考えます。

段ボール業界における運送部門は高齢化が進み、荷下ろしの条件も過酷なものが多く見られます。

それゆえに人が集まらず、60歳近くの高齢者が段ボールを何百枚と手卸しで対応しているケースもあるだとか、、、例えば、その条件をパレット卸しに変えるだけでも今回の値上げ分程度の改善につながると予想できます。

どこの会社も値上げを飲みたくないと思いますが、真剣に物流改善に協力すれば、値上げを避けられる可能性もあるのではないかということです。あくまで可能性の話ですが、、、

(もちろん値上げをしなければならない段ボール屋はあると思います)

まとめ

今回は各社の値上げ内容の解説を行い、値上げの意図を考えてみました。2024年問題はどの業界も抱える問題ですが、段ボールの物流問題は深そうです。

今回、値上げの意図は、物流改善が大きく割合を占めているので、これを機に段ボール会社の相談にのってあげても良いかもしれません。